・・・こんなのダメだ。。。
そう分かってても、私の思考とは真逆に動くこのカラダ。。。
埋めても埋めても埋めても埋めても。。。キリがないよ。。。
想像以上に力強い腕が伸びて来た時、驚きとともに、ホッとした。。。
ああ、私はこの瞬間を待っていたんだと。。。
「・・・電気消して・・・。」
間接照明さえもオフ。
・・・これ以上、私の心理も、カラダも知る必要なんてないの。。。
気がつくと、アイツの腕の中で泣いていた。
空白。虚。赤い嘘。重ねて、ごまかして、塗りつぶして。。。
・・・誰のモノでもない。
数年越しの真実。
・・・やっと帰って来れたよ。。。
「ただいま。」